📝要約
「多読してるのに伸びてる気がしない…」って思ったことある?
あるよね? うん、あると思う。僕もある。てか、ずっと思ってた。
でもさ、多読ってある種の“信仰”みたいなもんで、信じてやり続けるしかないって言われてるじゃない?ほんとにそれでいいのか、僕なりに考えた話をしてみるよ。
ちなみに、僕のやってる多読は、ちょっと変わってるから、「これが正解!」って言い切れないんだけど、でもちゃんと効果はあったから、そのへんも含めてリアルに語ります。
※当ブログでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイトリンクを利用しており、リンクから商品を購入いただくことで報酬を受け取ることがあります。内容は筆者の体験と意見に基づいています。
📚目次
-
多読してるのに、伸びてない気がする…
-
多読って“信仰”ってマジ?
-
一般的な「正しい」多読とは
-
僕の多読はここがちがう
-
10周読んでも飽きない本を探すのが勝負
-
1周目~3周目:つらすぎて泣ける
-
4~6周目:じわじわ来る多読ゾーン
-
7~10周目:「できてる?」と「飽きた」の狭間
-
「それでも効いてた」って思えた瞬間
-
多読は時間がかかる。でも、効く。
-
向き不向きがある。けど、読書好きなら超おすすめ!
多読してるのに、伸びてない気がする…
多読やってるはずなのに、ある日ふと「え?自分、ほんとに読めるようになってる?」って不安になること、ない?
なんなら、最初のころは「やったー!英語で本読んでるオレ、かっこいい~」みたいな気分だったのに、3冊目くらいで「あれ…むしろわかんなくなってない?」って。ね、あれ地味にショック。
多読って“信仰”ってマジ?
これね、どっかで見たんだけど、「多読は宗教」って言ってる人がいて、いや冗談じゃなくて。「信じて読み続けるしかない」っていうやつ。
うわぁ~と思いながらも、「でも実際そうなんだよな…」って納得しちゃった自分がいて。
しかも、「多読」で検索すると、候補に「多読 効果ない」って出てくる始末。
一般的な「正しい」多読とは
本来の多読って、たとえば英語なら…
-
絵本からはじめる
-
その言語の子どもが読むような簡単な本を読む
-
レベルを少しずつ上げていく
-
辞書は引かない。調べない。とにかく量をこなす
っていうのが王道。多読の先生たちが勧めてるやつね。
辞書ひかずに絵と文脈で覚えて、英語の感覚を身につけていくってわけ。
僕の多読はここがちがう
でもね、僕の多読、ちょっと変わってる。
絵本とか読んでると、なんかテンション上がらないのよ…。だから最初から、**「自分が読みたい本」**を選ぶ。
具体的には、小説。
ハンガリーの同時通訳者、ロンブ・カトーさんも、学習の初期からその言語で小説を読むのはおすすめしてた。
ただぼくはちょっとズルをするんだけど、最初に日本語訳を読んでから、原書を10周くらい読む。一応、信仰というより“修行”に近いかも。
10周読んでも飽きない本を探すのが勝負
1周目、マジで意味不明。
2周目、「あれ、やっぱ意味不明」
3周目、「ちょっとだけわかったような気もするけど、気のせい?」
そんな感じでじわじわ進む。
ポイントは、「わかんなくても読む」「飽きても読む」「どうでもいいけど読む」の三拍子。
1周目~3周目:つらすぎて泣ける
1周目はとにかく未知との遭遇。
すでに日本語訳で読んでるのに、まるで記憶喪失になったかのように、なにもわからない。キャラの名前だけかろうじて知ってるレベル。
2周目。知ってるはずの話なのに、わからない言葉の洪水。
3周目。精神的に折れそうになる。「多読って…ほんとに効くの?」ってなってくる。ただ邦訳の話のおもしろさでなんとかなっている。
4~6周目:じわじわ来る多読ゾーン
4周目。ちょっと風が変わる。なんか、「あれ?これ前も見た気がする」っていう単語が出てくる。
5周目。全体の流れが読めるようになってきて、「あーはいはい、このシーンね」みたいな感覚。
6周目。ついに単語を覚える。自然に。これ、ちょっと嬉しい。
でもここで飽きる。猛烈に飽きる。2~3ヶ月サボって別の言語やり始める。
7~10周目:「できてる?」と「飽きた」の狭間
7周目。構文が読めるようになってくる。「このへん、意味はわかんないけどリズムで読める」って感じ。
8周目。感情を込めて読める余裕が出てくる。
9周目。だいぶ読めてるけど、正直もう飽きた。
10周目。なんか全体的には読めるけど、完全理解とはいかない。ここで「30周とかムリ」ってなる。
「それでも効いてた」って思えた瞬間
で、ここまでやって、**別の本を読んだときに「えっ、読めてる自分いる!?」**ってなったの。
これがね、奇跡みたいで。努力が“後から”効いてくるの。
なんというか、読めてることに気づかないくらい自然にレベルアップしてたの。
多読は時間がかかる。でも、効く。
ちなみに僕、日本語の小説なら週1冊読めるスピード感。
でも外国語でそれを10回読むってなると、まあはじめは1冊につき2~3ヶ月は余裕でかかる。
だから、多読って遅効性の漢方薬みたいなもん。
即効性はないけど、気づいたら元気になってた、みたいな。
向き不向きがある。けど、読書好きなら超おすすめ!
結局、多読は向き不向きあると思う。
でも、読書が好きで、机に向かうの苦手で、スマホ1つでやりたいタイプの人にはめちゃくちゃ向いてる。
ぼくは、教材選びとかめんどくさくて、スマホだけで完結したくて、なにより読書が好きだったから、これがベストだった。ちなみに僕は電子書籍信者だ。全部電子化してくれ~。
✨まとめ:「信じた分だけ、返ってくる」
ということで、多読はほんとに効果あるよ、っていう話。
伸びてないように見えても、ちゃんと力はついてる。だから、**「信じて読めば救われる」**ってのは、ちょっと大げさだけど、たぶん本当。
迷ったときはこの記事、また読み返してね。
読書仲間として、君の多読ライフを応援してるよ📚✨
こちらもどうぞ ↓
偉大な外国語学習者 ロンブ・カトーさんについてはこちら ↓
多読に関するおすすめ書籍はこちら ↓
ロンブ・カトーさんの外国語学習法についてはこちら ↓