✅ 要約
英語で考えるって、どういうことなんだろう?“英語脳”って本当に作れるの?
今回は、ぼくが英語を勉強してきた中でふと感じた「思考の言語が変わる瞬間」について、ちょっとリアルに語ってみるよ。多読や暗唱、英検1級受験期の感覚、そして「会話は歌」理論まで、ゆるっとだけど、ちゃんとまじめに掘ってみた。
「英語脳って結局どうすればできるの?」ってモヤっとしてる人に届いたらうれしいな。
📚 目次
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英語で考えるって、どういうこと?
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頭の中の言語が、英語にすりかわる瞬間
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“英語脳”と多読の関係
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会話は歌だ。英会話は替え歌だ。
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暗唱の力、あなどれない
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返事が遅くてもいいと思う理由
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まとめ:英語で考えるって、けっこう自然に起こることかも
英語で考えるって、どういうこと?
「英語で考える」って言葉、語学学習者なら一度は聞いたことあるんじゃないかな?
ぼくもね、最初は「え、頭の中が全部英語になるってこと?うそでしょ?」って思ってた。でも、ちゃんとやってると、マジでそういう瞬間がある。ほんとに。
普段ってさ、独り言とか、頭の中で考える言葉って、母語=日本語だよね。それが、あるときすりかわるの。
あれ、今オレ英語で考えてたな、みたいなやつ。
頭の中の言語が、英語にすりかわる瞬間
たとえばね、英検1級を本気で受けるって決めて、猛烈に英語漬けになってたときのこと。
朝も昼も夜も、ニュースも小説も全部英語。気づくと、頭の中の「自分へのツッコミ」が英語になってた。
たとえば、買い物でレジの列に並んでて、「え、これ列ちがくない?」っていう場面。
そのときの内なる声がね、
"Wait, am I in the right line?"
って英語で出てくるのよ。不思議でしょ?
もちろん、いつもそうじゃないし、すぐ日本語に戻ったりする。でもたぶんね、これは**頭の中の「手近な言葉の箱」**に、英語がたくさん詰まってると起きやすい現象なんだと思う。
“英語脳”と多読の関係
で、そういう状態になるのって、やっぱり多読してるときが多いんだよね。
小説とかたくさん読んだあと、自分の口調が主人公っぽくなることない?
あるいは、著者の文章っぽくなるというか。
あれってたぶん、表層の言葉をそのまま「再利用」してるからなんだと思う。
つまりさ、「思考」って、意外と借り物の言葉で成り立ってるのかもしれない。
だから、英語をいっぱい入れると、その借り物が英語になって、自然と「英語で考える」って現象が起きるわけ。
会話は歌だ。英会話は替え歌だ。
それでね、ぼくがすごく納得した理論があるんだけど、
**「英会話は歌」**ってやつ。
歌うときって、いちいち歌詞の意味を日本語に訳さないじゃん。
「上を向いて歩こう」とか、「Let it go~♪」とか、意味より先に音とリズムで出てくるでしょ。
英会話もそれに似てて、口が勝手に動くフレーズってあるんだよ。
「I see what you mean」とか、「Sounds good」とかね。
で、そのフレーズをベースに、自分なりの「替え歌」みたいにカスタマイズする感じ。
「はるばる来たぜ函館」じゃなくて、「函館は遠いから行かない」的な(笑)。そのあと「北の酒場通りには」でもいいし「女心の未練でしょうか」でもいい。
自由度の高い歌って感じ。
暗唱の力、あなどれない
この話の流れで言うと、暗唱ってめっちゃ大事なのね。
古くから言われてるけど、やっぱり正しい。
歌の歌詞って、覚えたあとだと自然に聞こえるようになるでしょ?
それと一緒で、フレーズが入ってると、リスニングでも聞き取れる率が格段に上がる。
「あっ、このフレーズ、オレ知ってるやつだ!」っていう瞬間が増えるんだよね。
そうすると、リスニングが“聴き取ろうとする作業”から、“あ、知ってる”になる。
これってでかい。
返事が遅くてもいいと思う理由
で、これもめっちゃ言いたいんだけど、
会話の瞬発力にビビらなくていい。
「ペラペラ」=「即レス」って思ってる人、いるよね。
でもさ、それって日本語でもキツくない?
電話の沈黙が怖い人とか、めっちゃわかるけど、
考える時間=誠実さって面もあると思うんだ。
英語でも、ちょっと考えてから
"Hmm... let me think..."
って言うの、ぜんぜんアリ。
てか、それが普通。
むしろ、即答する相手って怖くない?(笑)
ちゃんと考えてくれてる人の方が、信頼できるよね。
まとめ:英語で考えるって、けっこう自然に起こることかも
というわけで、「英語で考える」ってどういうこと?って話を、つらつら書いてみたけど…
結論としては:
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たくさん英語を浴びてると、一時的にでも英語モードになる
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多読、暗唱、定型フレーズのストックがかなり効いてくる
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会話は「歌」→ だから替え歌感覚でアレンジしてOK
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考える時間がある=悪いことじゃない、むしろ敬意あるやり方
って感じかな。
いわゆる「英語脳」って、特別な才能が必要な魔法じゃないんだよね。
ただ、「手近な言葉の箱」に英語が多い時期には、自然と起こる。
だから、安心してゆっくりでいい。
**気づいたら英語で考えてた…!**って日が、ちゃんと来るから。
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