
要約
「英語が話せない」の前に、「話すことがない」問題があったんだよね。ロシアでの留学体験、メキシコ人との比較、関西人のバイタリティ、聞く力の話、本の紹介などをまじえつつ、「会話力ってそもそも何なのか」について考えた独り言。英会話に自信がない人も、まずは「話すこと」より「聞く力」を育てるといいかもね、という話。
目次
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ロシアで「話すことがない」と気づいた
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メキシコ人の会話力、日本人の文法力
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綾戸智恵と志緒野マリから学ぶ、会話力とは
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「聞く力」ってつまりどういうこと?
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自分の中に100の話題、ある?
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聞き取れなくてもOK!図々しさは正義
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おじさんになって見えたこと
こっそり(プロフィール・まとめ記事はこちら)
1. ロシアで「話すことがない」と気づいた
留学、っていうとさ、「英語が通じるかどうか」って話になりがちだけど、僕にとってはそれ以前に**「そもそも話すことがない」って状況**が一番きつかったんだよね。
ロシアに交換留学で1週間だけ行ったとき。英語も拙かったよ、そりゃ。でもね、それ以上に、「同い年のロシアの子たちと、さあ仲良くご飯を食べながら交流してください」って言われて、なに話せばいいの?っていう地獄。
「え?なに?なんか言わなきゃいけない感じ?」みたいな空気に耐えきれなくて、胃がキリキリしてた気がする。英語力の問題だけじゃなく、**話題力?というか、人間力?**みたいな、そっちの土俵で負けてた。
zzx9qocmlcfxren.hatenablog.com
2. メキシコ人の会話力、日本人の文法力

「たった三ヶ月で英語の達人!」っていう本は僕の中の隠れた名著。結構バイブル的存在。通訳ガイドの志緒野マリさんっていう人が書いたんだけど、その中でメキシコ人のスペイン語学習の様子が紹介されてて。
彼ら、もう、**話す話す!**先生が何か言う前に、「今日こんなことがあってね〜」って会話をスタートしてて、どんどんしゃべる。そして先生にバシバシ直される。で、どんどんうまくなる。対して日本人は、固まって無言。時間が過ぎる。
でも文法のテストになると、日本人が圧勝。文法は強い。でも口が開かない。
…うん、あるあるすぎる。
3. 綾戸智恵と志緒野マリから学ぶ、会話力とは
綾戸智恵さんの「マイ・ライフ」って本も読んだことあるんだけど、彼女の会話力のエネルギーってすごい。アメリカ留学のエピソードも、かなりハード。でも彼女は**「毛穴感覚」**でその場を生き抜く。しゃべるとか、伝えるとか、そういうことを超えて、体ごとぶつかってるんだよね。
彼女も、志緒野さんも、関西出身。そう、僕は東北出身で、大学までずっと東北だったから、ああいう**「しゃべってナンボ」みたいな文化**に圧倒されることが多い。
でもだからこそ、学べるところがたくさんあると思ってる。
4. 「聞く力」ってつまりどういうこと?

で、話すことがない問題に戻るんだけど、僕がたどり着いた結論は、「話すより、聞く方が大事」ってこと。
話そうと思ってもネタがない。でも、**相手に興味を持てば質問はできる。**で、質問に答えてもらえば、それがまた新しい質問を生む。
阿川佐和子さんの「聞く力」って本、実は読んでないんだけど(笑)、でもたぶん、ネットの要約とか書評なんかで、そんなことが書いてあった気がする。一つ質問して、そこから広げていくみたいな。
ロシアで隣に座ってた少年に対して、今なら「今日って祝日?」とか「そのシャツかわいいね、どこで買ったの?」くらい言えそう。でも当時は、もう脳内が真っ白で。
5. 自分の中に100の話題、ある?
「村上式シンプル英語勉強法」では、「自分の話題を100個持て」って書いてあって、あれはすごく有効だと思う。
例えば、ポケモン、カレー、好きな動物、週末の過ごし方、変なクセ…なんでもいいから、**「語れる話題」を持っておく。**それって、日本語でも英語でも役に立つ。
それに、そういう話題って、日本文化の紹介にもなるんだよね。外国人が知りたがるのって、「桜」とか「茶道」だけじゃなくて、**「日常の日本人」**のことだったりする。
6. 聞き取れなくてもOK!図々しさは正義

よくあるのが、「質問しても、答えが聞き取れなかったらどうしよう問題」。これはほんと、あるある。
でもさ、聞き取れなかったら、**もう一回聞けばいい。**何回でも。「Sorry?」「One more time?」で押し切ればいい。
カナダに行ったとき、「空手」の発音が「クォラァティ」になってて、まったくわからなかった。5回くらい聞き返して、ジェスチャーでやっと理解できた。
つまり、お互い親切でいられるかどうかがカギ。完璧な発音じゃないと通じない、なんて思い込みは、不要。
zzx9qocmlcfxren.hatenablog.com
7. おじさんになって見えたこと
英検1級の面接のとき、もう超緊張してたけど、「とにかく元気よく大声で話そう」って決めてた。
たぶん、それはこれまで読んできた本や、出会ってきた人たちの影響なんだよね。綾戸さんや志緒野さんみたいな、エネルギーの塊の人たち。
それに、今はおじさんになって、「図々しい力」が自然と身についてきた気がする。少年の頃はウブだったけど、今はわりと図々しい。
でもそれって、すごく生きやすい。
外国語も、会話も、図々しさと聞く力と、ちょっとの愛嬌があれば、なんとかなるもんだなーって思う。まわりの評価はまあ、別として・・・。
zzx9qocmlcfxren.hatenablog.com
まとめ

英語が話せないんじゃなくて、話すことがない問題に悩んでる人、案外多いと思う。僕もそうだったし、今でもそう。
でも、「話すこと」より「聞くこと」、「文法」より「毛穴感覚」、「完璧」より「図々しさ」が大事かもよっていう、そんな独り言でした。