要約
英語の勉強、いざ始めようとすると「文法からやるべき?単語から?」ってなるよね。でも、最初に完璧を目指すのってしんどいし、挫折のもと。この記事では、小学生から英語をやってきて英検1級も取得したパパである僕が、忙しい大人のために「英語学習の順番」についてゆるっと提案するよ。結論を一言でいうと、「文法は最低限、あとはひたすら単語!」ってことなんだけど、どうしてそう思うのか、詳しく語っていくね。
目次
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英語学習って何から始めるべき?
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そもそも、どこまで英語わかってる?
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文法は、嫌にならない程度でOK
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英語は“文法沼”より“単語沼”
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ネイティブは文法より単語力を評価してる
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使いたい単語は人それぞれ
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単語の覚え方は「30周」くらいでちょうどいい
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文法が知りたくなる瞬間まで、待てばいい
英語学習って何から始めるべき?
「英語やらなきゃな〜」って思って、ふと手をつけようとしても、どこから始めていいか、よくわかんないよね。文法?単語?リスニング?スピーキング?
でさ、ググるといろんな意見が出てくるわけ。「文法をやらないと話にならない」「いや単語が先だ」「発音が大事!」……もう混乱。
でもね、ひとつ言えるのは、英語って、みんな中学とか高校で一応は習ってるのよ。つまり、ゼロからじゃない。だからこそ、スタート地点が人によってバラバラなの。
そもそも、どこまで英語わかってる?
「I love you」はみんなわかるよね?
「This is a pen.」も、たぶん大丈夫。
「I go to the hospital.」くらいなら、まぁわかるか。
でも、「I give you a flower.」とか、「It’s a great day to go out.」になると、ん?ってなる人も出てくる。さらに、
This article you are reading on your smartphone was written for full-time workers who are raising children and trying to learn a foreign language.
ってきたら、読むのにちょっと時間かかるかも。
で、医学論文っぽいやつとか、
No effective treatment for this kidney disease has yet been established…
なんて出てくると、多くの人がそっとスマホを閉じる。
文法は、嫌にならない程度でOK
そんなわけで、「どこまでわかってるか」なんてどうでもいいんだよ。
一番大事なのは「続けられるかどうか」。
だから最初の目標は、「I love you.」「This is a pen.」「I go to the hospital.」がなんとなくわかればOK!
ここがピンとこなかったら、ChatGPTにでも「やさしく文法教えて〜」って聞いてみたらいいよ。納得いくまで何回も聞けばいい。無料だしね。
英語は“文法沼”より“単語沼”
ということで、ここからが本題。
「文法と単語、どっちを先にやるのがいいの?」って話ね。
ぼくの答えは、単語から!
なんでかっていうと、文法って、ある程度の単語が頭に入ってからのほうが、自然に覚えたくなるんだよね。
ネイティブは文法より単語力を評価してる
それに、英語圏の人って、外国人の文法の間違いには超寛容なの。
「あー、ちょっと語順おかしいけど、言いたいことはわかったよ!」ってなる。
でもね、単語を知らないと話にならない。
「いんげんが苦手」って言いたいのに、“いんげん”が言えなきゃ話にならないじゃん?
ちなみに、“いんげん”は「green beans」ね。
使いたい単語は人それぞれ
ホテルで予約したいときも、
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予約:reservation
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大人:adult
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子ども:child
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乳児:baby
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アレルギー:allergy
これさえ知ってれば、
「Reservation please. Two adults, one child, one baby. No allergy.」
でだいたい通じる。完璧な文じゃなくていいのよ!
単語の覚え方は「30周」くらいでちょうどいい
じゃあどうやって単語を覚えるのか?っていうと、これまたシンプル。繰り返し。
1冊の単語帳を、30周くらい眺めてみて。
ガチで1周目は10%も覚えてないけど、
10周目くらいから「あれ、これ見たことある!」が増えてくる。
焦らないこと。
ゆっくりすぎてもダメ。
テンポよく、繰り返すのがコツ。
文法が知りたくなる瞬間まで、待てばいい
単語がある程度頭に入ってくると、不思議なことが起きる。
「この文の“has been established”ってどういうこと?」
「“No effective treatment”って、なんでnoが前につくの?」
って自然に疑問が出てくる。
そしたら、優しい文法書をパラパラめくってみて。「あー、なるほどね」ってなるから。
まとめ:文法は“あと”でいい。まずは単語!
ということで、文法と単語のどっちが先か問題、ぼくの結論はこう。
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最低限の文法だけざっくりおさえる
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あとはひたすら単語を覚える
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自然と文法を知りたくなったときに、ちょっとずつ拾っていく
無理に順番通りやらなくてもいいし、やってて楽しいと思えることから始めよう。
英語学習って、「正しい順番」より「続けられる工夫」のほうが、100倍大事だからね。