目次
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ペンキ塗り方式ってなに?
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もとは古い記憶術の本だった
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ペンキ屋さん式の「三回塗り」を勉強に応用すると…
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実践!ペンキ塗り式勉強法のステップ
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「できたら、二度とやらない」が合言葉
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ぼくの実体験:この方法で英検1級も合格
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打たれ弱くても合格できる方法
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まとめ:焦らず、でも手は止めず
1. ペンキ塗り方式ってなに?
試験勉強って、なんかもう、いつも崖っぷちでやるよね。
この範囲いつまでに覚えるんだよ…って呆然としてるうちに、日付が進んでく。
で、気づいたら試験前日。「あれ、ノートの最初の方しかやってないけど?」みたいなやつ。
そんなときに僕が使ってるのが「ペンキ塗り方式」っていう勉強法。
これが正式名称だったかは忘れたけど、そんなに遠くない名前だったとおもうんだよな。
でも、やり方としてはめっちゃシンプルで、短期決戦型の勉強には相性いいと思ってる。
2. もとは古い記憶術の本だった
小学生の頃にね、「一発逆転!ワタナベ式記憶術」っていう本を買ったんだよ。
著者は渡辺剛彰さん。
そのころは、漫画雑誌の裏表紙なんかに記憶術の広告が載ってて、両親、親戚全員に反対されながら、通信講座を申し込んだ。
溜め込んだお年玉 ざっと3万円!
僕としては、やってみてよかったなと思うけど、あのうさんくさい感じは確かに、親は心配だっただろうなあ。おばあちゃんからもわざわざ電話がきたもんね。
その監修者が書いた本。
で、この本、たぶんいまは古書でしか手に入らないかもだけど、
その中にあったのが「ペンキ塗り方式」の原型。
今日話す「ペンキ塗り」は、記憶術そのものではないの。そのスピンオフみたいな感じで、ちょろっと書かれた方法だったの。だから、記憶術について知りたい人は、別のブログなり書籍なりを参照してね(リクエストがあれば今度書きます)。
3. ペンキ屋さん式の「三回塗り」を勉強に応用すると…
その本によると、ペンキ屋さんは、三回塗りをするらしいんだよね。
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一回目:ざーっと全体に塗る
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二回目:塗り残しをざーっと補う
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三回目:細い筆で、端の端まで丁寧に仕上げる
この三段階を、試験勉強に応用するとすごく効率的だよっていう話。
最初から完璧主義で、いきなり細筆で攻めにいくと、だいたい途中で息切れする。
僕も学生時代、教科書の最初の3ページだけめっちゃキレイにノートとって、
残りは白紙みたいなやつ、何回もやったことある。ノートって基本、最初のページしか使わないよね。そして本棚の中で眠る。とくに大人になってからは・・・。
4. 実践!ペンキ塗り式勉強法のステップ
ということで、やり方をざっくりまとめると、こんな感じ。
ステップ1:知ってるとこ、簡単なとこからやる
まず、過去問や問題集、試験範囲のプリントや教科書、ノートを眺めてみて、「あ、これはもうできるわ」ってやつからやる。
覚える必要すらないやつは、すぐ赤ペンで印をつけて「終了!」ってする。
で、ここがポイントなんだけど、もうできるとこは、二度とやらない。
時間のムダだから。自分を信じる。潔く切り捨てる。
ステップ2:ちょっと頑張ればいけるやつを潰す
次に、「うーん、たぶん覚えればいけそうかな?」っていうやつらを片っ端からやる。
ここで黄色ペンを使う。で、できるようになったら、またもや「二度とやらない」ルール発動。
どんどん塗って、どんどん塗りつぶしていく感じ。
ステップ3:残った難敵たちと向き合う
この時点で、「いやこれマジで無理…」っていう問題だけが残る。
でも、残ったやつを並べてみると、案外少なかったりする。
あとはそれを、トイレのドアの裏に貼るなり、メモにして持ち歩くなり、
最悪、夢に出るまで繰り返す。執念で覚える。
そして、これもできるようになったら、「はい、さようなら」。
全問、二度とやらない方式で、すっきりゴール。
5. 「できたら、二度とやらない」が合言葉
これね、ほんとに大事。
“できたら、卒業” を徹底することで、精神的にもスッキリするんだよ。
だいたいね、完璧に覚えたかどうかなんて、わかんないんだよ、永遠に。そこが詩s件勉強のつまんないところよ。だから、もう強制的に合格にしちまうの。まあ、最終的に時間が余ったら、もっかい最初からやり直せばこんなに心強いことはない。
やるたびに「やること」が減っていくっていうのも、達成感がある。
逆に、毎回「全体復習」とかやってると、終わらない地獄にハマる。
完璧主義は、つまづくとなぜか「最初から」やり直すからな。それはあんまりおすすめしないな。受かればいいんだよ、受かれば。
6. ぼくの実体験:この方法で英検1級も合格
この方法、ホントに効果あるの?って思うでしょ。
あるんだよ、ほんとに(ッドヤァァ・・・!)
僕、英検1級、一発合格だったの。
面接も、筆記も、1回で通った。奇跡。いや、作戦勝ち。
もちろん、もともとの実力も必要だけど、
直前の仕上げにこの「ペンキ塗り式」を使ったからかな、と思ってる。
過去問5年分。2~4週間で仕上げたような気がする。もちろんそれまで何年も勉強はしてるんだけど。試験対策自体はそれくらい。
7. 打たれ弱くても合格できる方法
僕ね、あんまり試験何回も受けるの得意じゃなくて。
何回も落ちると凹むタイプ。豆腐メンタルってやつ。
だから、「一発で仕留めるしかない!」って思ってて、
そのための方法を必死で探した結果、たどりついたのがこれだった。
繊細さんとか、自信ない人ほど向いてる気がする。
「ここまではやったから、大丈夫!」って思えるって、ほんと心の支えになるから。
8. まとめ:焦らず、でも手は止めず
というわけで、今日は「ペンキ塗り式勉強法」の話でした。
簡単にまとめると、
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全体を3回で塗り分けるイメージでやる
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簡単なところから潰していく
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できたら、潔く“卒業”していく
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最後に残った強敵とだけ、じっくり戦う
完璧を目指さないで、「進める」「減らす」「終わらせる」を繰り返す。
それくらい明確な基準がないと、やってらんないでしょ。
もちろん、効果についての責任は負わないよ。みんな次第だからね。でも役に立ったよ、僕には。がんばれがんばれ~!