こっそり 外国語学習

外国語学習者の日記、雑記。

【紙の本vs電子書籍】結婚して変わった僕の本との付き合い方

目次

  • 紙の本が「当たり前」だったあの頃

  • 電子書籍を使い始めたきっかけは「結婚」

  • キンドル、最初はちょっとだけのつもりだった

  • 電子書籍のメリットがすごすぎた件

  • でもやっぱり紙の本が恋しくなるとき

  • 電子化されてない洋書、どうする問題

  • 職場での読書と「隠蔽工作

  • まとめ:本の選び方は、人生の選び方


紙の本が「当たり前」だったあの頃

紙の本が好きか、電子書籍が好きかって、けっこう分かれるよね。僕は今でこそ電子書籍ラブ人間だけど、昔からそうだったわけじゃないのよ。

たぶん、もし僕が結婚してなかったら、今でも「紙の本が一番」って思ってたと思う。いや、絶対そうだった。

だってさ、独身のときって、時間が全部自分のものだったのよ。特に休日なんてさ、朝起きて「さて今日はどこの本屋さんに行こうか〜」って考えるところからスタートするわけ。で、気になってた本を探して、本屋を3軒くらいはしごして、ついでにコーヒー飲んで、読み始めて、また別の本屋に行って…って、最高の休日だったんだよね。


電子書籍を使い始めたきっかけは「結婚」

で、それが変わったのは結婚してから。うちの妻、ぜんっぜん束縛とかしないし、「どこ行ってたの?💢」とか言うタイプじゃないの。でもね、やっぱり一緒に暮らしてると、休日って「二人のもの」になるんだよね。

本屋に行く時間=「家族の時間を拝借する行為」ってことになってくる。

独身のときはなんとも思わなかった本屋通いが、結婚してからはちょっとだけ「遠慮が必要な趣味」になった。いや、堂々と行ってもいいんだけど、なんとなくね。

子育て始めたら、それはもう、子ども優先が当然になるわけで、僕一人で本屋をうろついていい時間なんてない。妻はたまに気を使って本屋に付き合ってくれるけど、独身時代の時間の使い方とは全くべつもの。

ネットで「これほしいな」と思ってた本の棚に直行して、さっと買って帰る。それなら、トイレのついでにポチッて自宅に届くのを待ってたほうがコスパがいい。


キンドル、最初はちょっとだけのつもりだった

そんなとき、ふと目に入ったのがKindleアプリ。無料だし、とりあえず入れてみるか〜って。そしたらさ、アマゾンのサイトからポチってすぐ読めるの。なにこれ。え、これ、時間的には完全に最適解では?

さらに洋書に関して言えば、Word Wiseとかポップアップ辞書とか、めちゃくちゃ親切機能がついてる。わからない単語があっても、いちいち辞書をめくらなくていい。しかも、文字の大きさ変えられるし、マーカー引けるし、メモも書けるし、もう神かと。


電子書籍のメリットがすごすぎた件

とにかくメリットだらけだった。

  • その場ですぐ読める

  • 洋書が安い(体感で半額以下)

  • 本屋を回る時間を読書に使える

  • 通販の到着を待たなくていい

  • しかも荷物が増えない

電子書籍って、読書界のサブスク革命じゃん。なにこれ。ブックオフに行くガソリン代くらいの値段で読める本とかあるんだよ。コスパどうなってんの。


でもやっぱり紙の本が恋しくなるとき

…とはいえ。

やっぱね、紙の本の「本棚に並んでる感じ」とか「手触り」とか、「あ〜、これ読んだなぁ」って物質としての記憶って、電子じゃ味わえない。

紙の本って、読んだ場所とか季節の匂いとか、そのときの自分の気分まで、ちょっと沁み込んでる感じがするんだよね。なんというか、五感で読む本、みたいな。

紙の本が好きな人って、多分そういうことだよね。あとは、現物が自分の手元にある安心感とか。

電子書籍のデメリットのひとつとして、共有しづらいっていうのもあるかもね。ぼくの愛読書の中に、娘たちが大きくなって興味をもったら勧めたいものもいくつかあるけど、電子書籍だと気軽に手渡せないっていうのはあるかな。


電子化されてない洋書、どうする問題

で、今日の本題。電子書籍派の僕が、紙の本を買う羽目になった話。

電子書籍ってすごく便利なんだけど、すべての本が電子化されてるわけじゃないんだよね。とくに洋書は。「この邦訳、めっちゃ読みたいけど、電子で出てないじゃーん…!」ってなることが多々ある。で、原書で読む、っていう、修行みたいなことを何度もしてきた。これはこれで、勉強になるから悪くはない。

でも今回、その逆が起きた。「その洋書、紙ならあるけど、電子では出てません♡」っていうパターン。え?なにそれ。

しぶしぶ買うことにしました(笑)欲しい気持ちが勝った。

 

ぼくはさ、そもそもが、邦訳されてないけど読みたい本、っていうのを読みたくて、外国語をやり始めたところがあるからさ、読書欲には抗えないよ。

え?読書が好きなんて平凡?賢いぶってる?ノンノン。読書は娯楽よ。ありとあらゆる娯楽小説、サブカル書籍、なんでも来い。


職場での読書と「隠蔽工作

で、問題はここからよ。

紙の洋書って、読んでるとバレるの。職場でこっそり読もうにも、「えっ?なんか英語の本読んでる…あの人」ってなる。僕、職場では外国語やってるのナイショにしてるのね。だから、ここがデリケートなのよ。

じゃあどうするか?

隠蔽工作」です(ドヤァ)

いや冗談じゃなくて、資料の山にそっと紛れ込ませたり、あえてカバーをかけて「自分の仕事に関係する書籍っぽく見せる」とか、いろいろ考えてる。こういうの得意。隠蔽は戦略。まず考える、深掘りする。実行を急いではならぬ。まず行動、ではない。まずは能書きからはじめるのだ。


まとめ:本の選び方は、人生の選び方

なんだかんだ言って、紙でも電子でも、読みたい本は読むんだよね。たぶん、僕が一番大事にしてるのは「読書欲」そのものなんだな、って思う。

そして、本を読むことが外国語の勉強にもなるって最高じゃない?多読派の本領発揮ってやつよ。紙の本にまで手を出し始めたら、もう止まらない。