【目次】
はじめに:語学のスタートはわくわくから
外国語やるぞー!って思った瞬間って、ちょっとテンション上がるじゃん?「新しい世界が開けるかも!」って、わくわくしちゃって。で、とりあえず本屋に行って、「入門書」って書いてある本を手に取るわけ。だいたい、文法の基本が載ってて、右下の方に練習問題がちょこちょこついてるやつ。ちなみにぼくはKindle派。
入門書との付き合い方:練習問題は見て済ます
でもさ、僕はね、その練習問題、解かない(笑)
解かずに、模範解答を見る。そして、「なるほどね〜」って思いながら、なんとなくそのまま暗唱してみる。別に覚えてなくていいの。ていうか、覚えるぞ、って思って読んでも、そうじゃなくても、定着率は一緒だから。ただ、口に出すと「自分がしゃべってる」感が出て、ちょっとテンションが上がる。
あと、入門書にコラムがついてることもあるけど、これはもう好みでいいと思う。僕はコラム大好きだから全部読む派。全部コラムでもいいくらい。そういうのは実は、探してみると、分厚い文法書のフリをして存在している。
単語帳は繰り返し眺める これが基本の基
で、一周読み終わったら、次に移るのは単語帳。
これもね、1000語とか3000語とか、そういう「基本単語集」ってやつを手に取って、ただただ眺める。何周もする。これを1年でなんとなく、飽きるほど読みまくるのがポイント。でもまあ、1周したら飽きるよね(笑)
読めないけど読む、原書チャレンジのススメ
飽きたら、もう原書に手出しちゃう。
もう読めなくてもいいの。読めないくせに読む、っていうのがポイント。雰囲気を味わえばいいの。それで、それを何回も繰り返すの。全部読まなくてもいいから、なんとなく眺めて、閉じて、また単語集とかにもどってもいい。それが、だんだん読めるようになっていく快感はやばい。すさまじい。このために外国語やってるって感じ。
邦訳があるなら先に読んどくのもあり。映画があるなら観ちゃうのもアリ。ストーリー知ってると、原文読んでも「あ、ここ知ってる!」ってなるし、感情移入しやすい。
辞書は宝箱。アプリも紙も神
辞書は必須ね。
僕はアプリ派。有料だけど、3000〜5000円くらい出せば、紙の辞書に勝るとも劣らない性能。読み上げ機能、マーカー機能、単語帳機能…神。神すぎる。紙の辞書もロマンがあるけどね。「われこそは辞書なり」っていう重厚感…かっこいいよね。文机の上に置いとくと、それだけで勉強してる感出る。勉強してる感は重要。出したいなら出す、出したくないなら、出さない。その雰囲気調節は超重要。自分のスタイルに合わせて。
何もしたくないときの勉強法
それでも何もしたくないとき?
「これってなんて言うんだろ?」って単語を思いついたら、辞書を引く。で、ついでに近くの単語とか関連語も読んで、「おっ、こんな言い方あるんだ」ってなって…そうこうしてるうちに1時間たってる。効率が悪いようで、実はいい。総合力が上がる。
リスニングは好きなものでOK
リスニングは、語彙がつけば自然に聞こえるようになるっていうのが僕の持論。だから、最初は無理にやらなくてもいいかな。でも、「聞くの好き!」って人はYouTubeでも映画でも音楽でも、好きなもん聴いてればいい。楽しむのが一番だし、音のリズムに慣れるのも大事。その言語の歌を、一つだけ、歌えるようになっておくと、洗濯物を干したり取り込んだりするときが楽しい。
語学の“とりあえず目標”って?
つまり、基本文法と基本単語をやったら、あとは好きに楽しめばいい。
もちろん、途中で「もっと難しい文法やろ!」とか「語彙をもっと増やしたい!」って思ったら、高度な参考書に手を出すのもあり。正直、そういう時期って自然に来るんだよね。勝手に興味が湧くの。「もっと知りたい」って思ったら、それがタイミング。
それをダラダラ続けていくだけで、気づいたら「あれ?結構できるようになってる?」ってなる。
僕の中の“とりあえずの目標”はね、
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語彙8000語くらい
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基本文法が「考えなくても使える」状態
これくらい行くと「なんとなく使える言語」になってる気がする。
むこう3年くらいでそこに到達したら、すばらしい。
多読の効果は本当にある?
ちなみに僕の得意技、「多読」ね。
これはとにかくたくさん読むだけ。都市伝説的な話だけど、
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100万語読んだら世界が変わる
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300万語読んだら日常で使える感じになる
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1000万語読んだら「留学したの?」って言われる
…らしい(笑)
ほんとかな。でも信じることにしてる。これは一種の信仰だから。
ちなみに僕は読書好きで、日本語でも毎週1冊くらい読んでる。
洋書でも和書でも、だいたい1冊10万語くらいって言われてて、年間50冊で500万語くらい読んでる計算になる。文字が大きいビジネス書だと、もうちょっと少ないかも。でも、これを外国語でやるって、かなりキツい。だから、欲張らずに、コツコツでいい。
現実的な目標設定のコツ
あとね、目標立てるときの話。
「1万語覚えるぞ!」って思っても、1週間でやろうとしたら地獄を見る。だから、まずは1時間あたり何語できたか、ちゃんと計測してみるといいよ。それが現実的なスピード感。無理な目標って、計算してみるとほんとに無理ってわかるからね。掛け算割り算でできるから、数学大嫌いな外国語勢も電卓たたいてみるといいよ。
まとめ:楽しくやるのがいちばん!
ということで、まとめると、
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入門書(文法)ざっと読む
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単語帳(基本語)ざっと読む
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飽きたらすきなことをする
ということになります。ざっとしすぎだね。そうだね。
でもそんなもんだよ。語彙と文法増やそうぜ。