英検1級の二次試験に受かったのって、僕の場合2020年なんだよね。
だから、もしかしたら今とはちょっと試験の体制とか細かいところは違うかもしれない。
でもさ、どんな情報も多いほうがいいと思うんだよ。僕も受験生時代、そうだったからさ。
だから、一応ここにも残しておこうかなと思って、今こうして書いてる。
一次試験に関してはこちら
目次
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二次試験対策に使った本はこの3冊
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「面接大特訓」は、理想形すぎる教材だった
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「英作文問題完全制覇」は、面接にも超役立った
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暗唱だけでいいの?フリートークじゃないの?っていう疑問について
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本番当日の様子
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面接本番、僕が意識したこと
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結果発表!
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まとめ:使う本はみんな同じ。でも、本番は「気合い」が9割。
二次試験対策に使った本はこの3冊
まずね、僕が英検1級の二次試験対策に使ったのは、主に3冊だった。
でも、実質メインで使ったのは2冊だと思っていい。
それが、
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植田一三先生の「英検1級 面接大特訓」
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ジャパンタイムズの「最短合格!英検®1級英作文問題完全制覇」
この2冊ね。これらをとにかく暗唱しまくった。
で、最後に、「なんかもう一冊あったな〜」って思い出して、英検の公式的なところから出てた薄いやつ(正式名称忘れた!)も、ちらっと読んだ。
まあ、ちらっとって言っても、2〜3周はしたけどね。笑
でも、正直メインは最初の2冊だったと思う。
「面接大特訓」は、理想形すぎる教材だった
植田先生の「面接大特訓」。これはね、めちゃくちゃレベルが高い。
例文が、もうね、「こんだけ話せたらそりゃ受かるよな!」っていう完成度なの。
正直、このレベルまでいければ理想って思った。
だから、何周もした。数えるの面倒になるくらい。
CD(リスニング教材)も付いてたから、それを聞いて、真似して、口に出して、覚える。この繰り返し。
スキマ時間があれば、イヤホン突っ込んで聞き流し。
車の運転中も聞いたし、寝る前も聞いたし、起きたらまた聞いたし。
なんならシャワー浴びながらもブツブツ言ってた。笑
「英作文問題完全制覇」は、面接にも超役立った
もうひとつの「最短合格!英検®1級英作文問題完全制覇」。これも超重要だった。
もともとは一次試験の英作文対策用の本なんだけど、二次試験のスピーチテーマにもめちゃくちゃ使えるんだよね。
例えば、
みたいな、超定番のテーマがバンバン載ってる。
だから、「これ暗唱しとけば、どんな問題出てもいけんじゃね?」って思って、
定番っぽいやつを中心に暗唱しまくった。
正直、全部は無理だった。ほんとにテーマ数が多いからね。
だから、優先順位を決めて、
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汎用性が高いテーマ
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自分が興味ある&話しやすそうなテーマ
この辺を選んで、そこだけ重点的に覚えた。
これ、すごい戦略としては良かったと思う。
暗唱だけでいいの?フリートークじゃないの?っていう疑問について
ここでよく言われるのが、
「英検1級の二次試験って、フリートーク形式なんでしょ? 暗唱で臨んでいいの?」
ってやつね。
答えは、知らん! 笑
いや、ほんとにね、当時の僕にそんな余裕はなかったのよ。
フルタイムで働いて、家に帰れば1歳の子どもがいて、休日も子守か家事か、みたいな日々だったからさ。
「暗唱で受かるなら、それでいい」これだけだった。
しかも、英検って一次試験をクリアした後、その1年以内に二次試験を受けないと一次の権利が消えちゃうルールで、ぼくはそのギリギリまで準備して臨んだから、ギリギリ最後のチャンスに一発合格を狙うしかなかったわけ。
だから、贅沢言ってる暇なんかないのよ。
もう、できることをやって突っ込むしかない。
正攻法?知らん、合格すりゃいいんだよ。っていう、すごい開き直ったメンタルで挑んでた。笑
本番当日の様子
さてさて、そんな感じで迎えた本番当日。
試験会場は、近くの大学。
控室では、スマホ禁止だったから、ちゃんと紙の教科書と紙の辞書を持っていった。
(このルール、事前に知っててマジで良かったと思った)
周りを見渡すと、なんかみんなできそうオーラ出してるんだよね。
こういうの見るとさ、ちょっとビビるよね。笑
でもね、直前、面接の部屋の前で順番待ってたとき、前の人が話してる声がちょっと聞こえたんだ。
そしたら、なんかみんなつっかえてたんだよね。
「あ、みんなそんなもんか」って思ったら、急にすごい気が楽になった。
面接本番、僕が意識したこと
正直ね、僕、仕事柄フリートーク得意なんだ。
アドリブでハッタリかまして、なんとなく丸め込むみたいなの、けっこうできるタイプ。
でも、この日はさすがに緊張してた。
英語だし、試験だし。
だけど、こういうときの対策も、僕は知ってた。
それは、
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とにかく大きな声で
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とにかく元気よく
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とにかくハキハキと
これだけ。
発音とか文法とか、細かいことはもう気にしない。
とにかく、「自信ありまくり!」って雰囲気を出して、空気を乗り切る。
これが、マジで大事。
あとは、文法ミスりたくなかったら、分詞構文(〜ing)使いまくればいい。
「〜することで、〜が可能になる」とか、「〜しながら、〜する」とか。
これ、便利すぎる。笑
とにかく伝わればいい。話が止まらなきゃいい。
このマインドでぶっこんだ。
結果発表!
試験官もね、めちゃくちゃいい人だった。
本当にラッキーだった。
優しいし、にこにこしてくれてたから、なんかこっちも話しやすかった。
試験が終わった後は、「まあ、なんとか形にはなったかな〜」って思いながら帰宅。
結果は……
ギリギリ合格!
だった。笑
しかもね、スピーキングの細かいスコア見ると、発音だけめちゃくちゃ低かった。
「いや、そこはちゃんと見抜かれるんかい!」って思ったよ。笑
でも、トータルでは合格ライン超えてたから、勝ちは勝ち!
いやあ、ほんとにね、「実力、ちゃんとバレてるな」って思った。
それもまた嬉しかったけどね。
まとめ:使う本はみんな同じ。でも、本番は「気合い」が9割。
というわけで、英検1級の二次試験、僕はこうやって受かったよって話でした。
要するに、
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みんなが使ってる教科書を信じて
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暗唱して
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本番は気合いでドカンとかます
これだけ。
もちろん、準備は大事。
でもね、本番はマジで「元気と声量」だよ。
自信なさげに小声でしゃべると、絶対損するから。
ヘタでもいいから堂々と。
これ、超大事。
これから受ける人も、ぜひ、自分なりの「最強の戦い方」、作ってみてね!
応援してる!!!