目次
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外国語って、やっぱり特別
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「不得意だったけど今は得意」ってかっこよすぎる
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ぼくの「英語すき」話
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化学は無理。今でも無理
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「こっそり」やるのがちょうどいい理由
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僕は心がせまいので…
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誰にも気づかれず、でもしっかり満たされてる
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外国語ってロマンのかたまりじゃない?
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魔法の本と外国語
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僕のちいさな魔法修行
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まとめ:老眼鏡と虫眼鏡さえあれば!
外国語って、やっぱり特別
「昔から外国語がすきでしたか?」って聞かれたら、うん、そうだよって答えると思う。なんでかって言われたら、答えは一つじゃないんだけど、やっぱり「なんかカッコいい」っていう気持ちが、根底にずっとある。音も違うし、文字も違うし、言葉が変わると世界の見え方も変わるっていう不思議。まるで別の魔法体系っていうかさ。異世界言語みたいなかんじ?
あと、「話せる人が限られてる」っていうところに、ちょっとした特別感があるんだよね。努力すればできる、でもやってない人も多い。やればやるほど差がつく。だから「こっそり魔法修行してる」みたいで、なんかいいのよ。
「不得意だったけど今は得意」ってかっこよすぎる
でさ、SNS(というかX)で外国語アカウント見てると、けっこういるのよね。「もともと英語は超苦手でした」っていう人。ああいうの、めちゃくちゃかっこよくない?「苦手だったけど、今は好きで得意です」って。いやいや、漫画の主人公かよ、って言いたくなるくらいの成長曲線。
ぼくはというと……そういうドラマティックな展開はないのよ。なんなら最初から英語は好きだった。別にしゃべれるようになったわけでもないし、爆伸びしたエピソードもない。地味に好き。しずかーに好き。わかる?この「陰の者の学び方」みたいなやつ。
ぼくの「英語すき」話
英語の何が好きだったかっていうと、辞書。辞書を引くと答えが書いてあるところが、すごく好きだった。辞書が好きなわけじゃないの。解答集がすきなの。「わかんねーなー」→辞書→正解 というインスタントな流れが好きだったの。
あと、数学と違って、ノートに計算式を書かなくてもよかったのもありがたかった。ただ読むだけ、何回も読むだけでいい。これ、大事。だって書くのめんどくさいんだもん。うちの実家、猫飼ってたの。机に向かうと邪魔してくるの。だから立って勉強してた。
化学は無理。今でも無理
一方で、苦手なものもあった。化学。特に化学式。あれ、何回やっても無理だった。左と右の元素の数を合わせなさいって言われて、「そうだよね、左右でちがうといけないよね」と思いながら一生懸命数えるんだけど、間違うの。ちょっと諦めてた。
未だに克服してないよ。だから、「苦手を克服しました」っていう人を見ると、ほんと尊敬する。すごい。まぶしい。でも自分はきっとできない。なので、「もともと好きでした〜」という平和なスタートを切れてよかったなと思っているよ。はい、消極的勝利。
「こっそり」やるのがちょうどいい理由
で、ここからが本題というか、ぼくのポリシーなんだけど、「こっそりやる」ってのがすごく大事で。まわりに見せない、言わない、知らせない。それでいて、じわじわ力をつけていく。
これ、なんでできるかっていうと、外国語学習って「ただスマホ見てるだけ」で済むことが多いからなんだよね。読んでるだけ。辞書引いてるだけ。アプリいじってるだけ。だから、周囲からすると、ただのスマホ依存の人に見える。最高。誰も「勉強してるな」って思わない。うひひ。
僕は心がせまいので…
でもね、これには理由があるの。ぼく、心がせまいのよ。たとえば、近くに自分の苦手な科目が得意な人がいて、その人がめちゃくちゃ頑張って勉強してたら、うっかりイライラしちゃう。ああ、あいつはすごいなあ、って思う一方で、「なんかムカつく」ってなっちゃう。ごめんね、ちっちゃくて。
だから、外国語学習が得意って思われたくないし、自慢もしたくないし、逆に「なんかアイツ感じ悪いな」って思われるのもイヤ。波風立てずに、好きなことをやっていたい。それには、「こっそり」やるのが一番ちょうどいいの。
誰にも気づかれず、でもしっかり満たされてる
そうやって、誰にも気づかれず、でも自分だけが満たされる時間って最高だと思う。なんなら、妻にもあんまり言わない。話題にも出さない。ただ、勝手に勉強して、勝手に楽しんで、そして匿名アカウントでインターネットにポツポツ投稿する。これがまた、ちょうどいい。
自己顕示欲って、ないわけじゃない。でも、大々的に出すのはちょっと恥ずかしい。だからこのくらいの感じで、「こっそり」「ひっそり」やるのが、ぼくには合ってるんだと思う。
外国語ってロマンのかたまりじゃない?
にしてもさ、外国語ってロマンのかたまりだよね。なんでこんなに面白いんだろうね。
・知らない世界への扉を開ける感じ
・歴史や文化を知る手がかりになる感じ
・耳に心地いい響き
・書いてもかわいい文字
・なんか知的な気がする(気のせいでも可)
この全部が詰まってて、しかも自分のペースで進められるって最高すぎる。
魔法の本と外国語
たとえば、ラテン語の文法書って、ほんとに魔法の本みたいに見える。古い知識が眠ってて、それを解き明かすことで、ちょっとだけ賢くなれた気がするんだよね。完全なる中二病だけど、それでいい。ぼくはもういい大人だけど、いまだに魔法使いになりたがってるから(痛ってぇ)。
僕のちいさな魔法修行
小さいころ、ドラクエで魔法使いを使うのが好きだったんだよね。かしこさが高いキャラ。炎の呪文とか、回復の呪文とか使えるやつ。ああいうのに憧れて、「かしこくなったら魔法使いになれるのかな?」って思ってた。
そして今。なれてはいないけど、外国語を読む時間は、ぼくにとってちいさな魔法修行だと思ってる。派手なエフェクトもないし、すごい技も出ない。でも、頭のなかにじわじわ効いてくる何かがある。それが、楽しい(痛てててて)。
まとめ:老眼鏡と虫眼鏡さえあれば!
年を取ってもできるのが、外国語学習のいいところ。別に体力はいらないし、時間だってすきま時間でいい。スマホと辞書と、あと必要なら老眼鏡か虫眼鏡があれば、それで準備オッケー!
「昔から好きだったんです」って、じゃあこれから好きになることはできないんでしょうか、って、そんなん知りませんけど、ぼくは好きでしたー、そして嫌いなものは今でも嫌いです。あなたも好きになってくれたらうれしいです。そんな情報を発信できたらうれしいなあ。
だから、ぼくはこれからも、こっそりと、しぶとく、魔法の修行(やめろ)を続けていく所存です!よろしくお願いします!!